近年、副業としてのブログ執筆や商品転売(せどり)が人気を博していましたが、AI技術の進歩により、新たな副業の形が登場しています。特に注目を集めているのが、画像生成AIです。これまで絵を描く才能がなかったり、デザインが苦手だった人でも、AIを活用することで、簡単にオリジナルのイラストやアートワークを作成できるようになりました。
この技術の進化は、クリエイティブな作品を生み出すことに興味はあるけれども、技術的な障壁に直面していた人々にとって、大きな可能性を開いています。そこで今回は、副業として画像生成AIを利用したいと考えている方々に向けて、無料で使えるおすすめの画像生成AIツールを3つ紹介します。これらのツールは、使いやすさ、生成される画像の質、カスタマイズの自由度など、さまざまな観点から選ばれています。
それでは、副業としての新たな一歩を踏み出すための第一歩として、これらの画像生成AIツールを見ていきましょう!
1.Adobe Firefly
- Adobe社の提供する画像生成サービスで、毎月25回のAI生成クレジットを無料で利用できます。
- テキストプロンプトを使用して、リアルな画像を生成したり、既存の画像にオブジェクトを追加・削除したり、画像を拡張して新しいコンテンツでシームレスに塗りつぶすことができます
- Adobe Creative Cloudのアプリケーションに組み込まれており、PhotoshopやIllustratorなどで編集可能です。
- 生成した作品は商用利用が可能です。
- Adobe Expressモバイルアプリからもfireflyの機能を使うことができます。
2.Canva
- オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールで、画像生成AIも搭載されています。
- プランに関係なく商用利用も可能ですが、無料版(Canva Free)ユーザーは50回まで生成できます。
- 1回の生成で最大4枚の画像が生成されます。
- ウェブブラウザ、モバイルアプリからアクセスできます。また、Windowsユーザー向けにはCanvaデスクトップアプリも提供されています。
3.Copilot Designer
- Microsoft Copilotに統合されている画像生成AIサービスです。
- OpenAIが開発した画像生成AI「DALL・E3」を搭載しており、無料で利用できます。
- 商用利用は制限されませんが、生成された画像が著作権侵害に関連する可能性がある場合、そのリスクと責任を負う必要があります。
- 1度に4枚生成され、回数は無制限です。
- Microsoft Copilotアプリがあります。アプリは、GPT-4とDALL·E 3の機能を利用しています。
生成例
同じ生成AIと言っても、それぞれに特徴やクセがあります。実際に同じプロンプトで生成した画像で比較してみましょう。
1.Adobe Firefly
1度の生成で4枚作ってくれます。長方形で生成することも可能です。
サイドメニューでスタイルを選ぶことができます。
Canva
メインのデザインプレビュー画面ではなく、サイドメニューに表示されます。
fireflyと同じように、スタイルを選ぶことも可能です。
Copilot Designer
Copilot Desinerでプロンプトを入力すると、4枚生成されます。
FireflyやCanvaのようにスタイルを選択することはできないので、言葉で詳細を指示する必要があります。
見比べてみましょう
今回はスタイルをせずに、言葉のみのプロンプトで生成したので、そもそもスタイルの選択肢がないCopilot Designerの出来が良いように感じます。
ただ、firefly、canvaともにスタイルを使用した場合は全く違う印象になるので、是非試してみてお好みのAIを見つけて欲しいと思います。
まとめ
AIを活用した副業は、クリエイティブな作品を生み出す新たな可能性を秘めています。今回紹介したAdobe Firefly、Canva、Copilot Designerといったツールは、それぞれ独自の特徴を持ち、副業において大きな価値をもたらします。
これらのAIツールを活用することで、今までできなかったことが簡単にできるようになります。技術の進歩により、これまでにない新しいビジネスチャンスが生まれているので、積極的にチャレンジしてみてください!
河川敷を犬(ゴールデンレトリーバー)の散歩をする若い日本人女性。リアルな風合いの絵の具で描いたイラストにして下さい。