我が家には元捨て猫きょうだい2匹と
元野良猫1匹が居ます。
家族同然やな。
この子達のためにペット保険入るべき??
我が家の考察をしたためます。
ペット保険とは
そもそも、ペット保険ってどういうものでしょうか?
日本の場合、国民は基本的に公的な健康保険に入っていて、職業や年齢別に医療費の割合が決まっていますね。
これのおかげで自己負担金はとても安くなっています。
それに加えて、民間の生命保険会社で様々な保険に個人で加入することが出来ます。
有名なのはがん保険になると思いますが、毎月数千円~の保険料で「がんになったら一時金○○万円」とか、「亡くなったら○○○万円」などの他に、様々なケガや病気に対応した保険があります。
補償の内容にもよりますが、保険料は若い時に加入していれば安いし年齢が上がるほど高くなるイメージですね。
ペット保険は公的なものは無いので、民間の保険会社で加入することになります。
やはり年齢が上がるほどに保険料は高くなるし、保険会社によっては10歳以上のペットは加入出来ないところもあります。
動物の平均年齢を考えると10歳というのは妥当なのかもしれませんが、最近は15年、20年生きる子もざらに居るので、子猫(子犬)の時から加入していて10歳を過ぎた高齢ペットを飼っている場合は不安になるでしょうね。
そんな中、ペット保険の最大手アニコムさんでは、年齢制限なく加入できるプランがあります。
8歳以上のワンにゃん対象のシニアタイプというもの。
詳細はリンクから公式ページを見ていただきたいのですが、補償内容も手厚くなかなか良いんではないかという印象です。
12歳の猫の場合
さて、我が家の元捨て猫きょうだいは、この4月で13歳になりますが保険には入っていません。
まだ12歳なので以下12歳で通します。
まだ目も開かないうちに捨てられていたところを保護してもらって、以後12年、すくすくと育ちました。
でも12歳ともなると、いろいろと不調になってもおかしくないお年頃です。
とは言え、よく食べるし毛艶もいいし、元野良末っ子に追いかけられて走り回っているので、健康なんだと思っていました。
猫の歯周病
健康だと思っていたのですが、先日、歯茎が赤くなっていることに気づいて久々に動物病院に連れて行きました。
診てもらうと、歯周病なので放っておいたら最悪の場合は顎の骨が溶けたりすることもあるとのこと。
詳しい検査は全身麻酔でしか出来ないということ、ここまで赤いと結構進んでいるので抜歯した方がいいかもしれないということ、歯石もガッツリ付いているので取った方がいいことを告げられました。
抜歯も歯石取りも、もちろん全身麻酔なので、検査して必要であればやるという段取りです。
よく、口をくちゃくちゃとさせているなと思ってたんですけど、よく吐くので吐いた後のくちゃくちゃ、あくびの後のくちゃくちゃとかかなと甘く見ていて後悔です。。。
術前検査に4万円
全身麻酔の手術や検査の場合、麻酔に耐えうる体かどうかを事前に調べないといけないとのこと。
その検査にもそれなりにお金がかかります。
そう言われてもとにかく、歯の調子が悪いのはよろしくないので抜歯が必要ならやってもらわないといけません。
高いからって「じゃぁいいです」とはならないですよね(笑)
ちょっと太り気味であまり動かないので、便秘気味だし腎臓や膵臓に問題があるかもしれないと思って、とりあえず術前検査に追加で気になっている症状について全部調べてもらうことにしたのですが、それがトータルで4万円ほど。(;´д`)トホホ
そして血液検査、エコー、レントゲン、心臓マーカーなど、全身チェックすることになりましたが、結果はなんと、先生も驚く全て基準値!
先生曰く「12歳でこの結果は立派です」とのこと(*^▽^*)
無事、手術が出来ることになりました。
抜歯手術に9万円
はい、9万円かかりました(笑)
全身麻酔で検査した結果、既に無くなって骨に吸収されている歯が2本、ぐらぐらの歯が1本、抜いた方がいい歯が1本あったとのこと。
それら全て処置して、歯石を取って、目に見えない歯茎の奥の方まで掃除してもらって、9万円ちょっとでした。
するよね~(;^ω^)
まぁ、致し方ないです。
内臓が元気だと分かっただけでもラッキーでした。
術後の通院でお薬の処方と、ついでにサプリメントを買ったりして、10000円ほどかかりました。
あ、ついでにワクチンも打ってもらったので、トータル15万円弱ですね。
うーん、これは保険に入っておくべきだったのか!?
アニコムの保険料、今加入したらいくら?
今回手術した子の場合、もし保険に入っていたらどれくらいの出費になったのか調べてみました。
入るなら楽天ペット保険がいいなと思っていたのですが、10歳までの保険料しか掲載されておらず、11歳以上はお問合せ下さいとのことで、確認できませんでした。
ペット保険最大手のアニコムで見てみると、年齢無制限で加入できるとのこと。
しかも、楽天に比べて補償内容もなかなか良い感じです。
この表によると12歳の場合、月1,900円か1,370円になります。
2匹なので倍になるかもと思いましたが、多頭割引があるようで多少はお安くなるみたいです。
とりあえず1匹で、50%の方の年払いで加入するとして14,960円です。
今回の歯科手術がもし来年だったと仮定して、今加入した場合、手術代が半額の45000円、術前検査がもし全額補償される場合は半額の20000円になります。
※術前検査の内容は追加したものに関してはもしかしたら補償対象にはならないかもしれません。
なので、65000円の出費と保険料14960円で79960円ですね。
+ワクチンとサプリのざっくりとトータル9万円といったところでしょうか。
15万円が9万円と思うと割安感はありますね。
1歳から加入していたら・・・
保険というのは、いざという場合に備えて入るものなので、上記のような最適なタイミングで加入することはまずないですよね。
入るとしたら、1歳から入ると思いますので計算してみました。
猫1歳の年払いが25,970円なので、25,970円×7年=181,790円、
8歳からは11,020円になるので、11,020円×4年=44,080円です。
累計は225,870円になりますΣ(゚д゚)
ほほう・・・
まとめ
つまり、今回のお支払い金額を100%で払う以上に支払っていることになります。
まぁ、保険なんてそんなもんだと言われればそうですが、この12年、よく吐く子なので何回かは診察を受けましたが、毎回数千円の治療費でしたので保険の必要性は感じていませんでした。
今回の手術代が高額になったのでシミュレーションしてみましたが、やっぱり入ってなくてよかったなって思いました(;^ω^)
いつ病気になるかわからないし予防に関する費用は対象外なので、だったら日頃から猫たちのためにいくらでも支払えるよう、猫費として貯めておけばいいじゃないかというのが結論です。
そもそも、夫婦してそのような考えでいたのですが、改めて間違ってなかったなと確認できました。
何はともあれ、痛い思いをした本猫が気の毒でしたが、快適な様子でカリカリを食べている姿を見ると、いくらかかっても構わない!と思えます(*’ω’*)
長々と書きましたが、
あくまでも、我が家での
考え方です!
参考になれば嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
皆様のお宅のペットちゃんたちが健康でありますように!!
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