信州割スペシャルで旅行してみた


長く続くコロナ禍による規制も、ようやく緩和されてきた2022年春。
ゴールデンウィークは各地で賑わいが戻ってきたというニュースを沢山目にしました。

そして、混み合うGWが過ぎた5月9日からはGO toトラベルの代替割引制度である各県民割の割引適用地域が拡充され、近隣県までの割引制度が適用となりました!

今回の記事は、これを利用して久々の旅行に行った、割引制度の説明や使ってみた感想になります。

そもそも「県民割」って何なの?

県民割とは、2020年から突如始まったコロナ禍に於いて大きなダメージを負った経済の再興を目的とした政策である、旅行・観光業の支援に特化したGo toトラベルの地方版代替制度になります。

本家のGo to トラベルは2012年7月22日から開始されましたが、2020年12月28日より2022年6月1日現在まで中断したままです。

そんな中で緊急事態宣言が出ていない地方の県や自治体などがGo toトラベルの代替案として始めたのが「県民割」です。
現在では、観光の促進を目的に、宿泊事業者の支援と新型コロナウィルスの感染防止対策を両立させながら「ブロック割」といった県+近隣県の地方(地域)まで拡大したエリアでの割引制度が各地で行われています。

今回私はこのブロック割を利用して愛知県から長野県へ旅行したわけです。

愛知県民が使える信州割スペシャル

今回、愛知県民の私が長野県に旅行することにしましたので、愛知県の「あいち旅eマネーキャンペーン」と長野県の「信州割SPECIAL」のどちらかが利用できるという状況ですが、今回は手続きにお手軽感があった信州割の方を利用することにしました。

下記にそれぞれの概要をまとめますが、あいち旅はキャンペーンそのものに事前登録が必要で、割引分は旅行終了後に電子マネー等へポイント還元されるという内容で、手間はかかるし旅行中に使うお金は安くならない印象です。

それに対して信州割は、対象の旅行業者や宿で直接「信州割希望」と伝えるだけでチェックアウト時に割引価格での決済、また、1泊につき2000円分のクーポン券がもらえるので、旅行中に得した感を得られる印象です。(個人的感想です)

信州割SPECIALについて

概要:
新型コロナ感染拡大の影響により厳しい状況にある観光産業を支援するため、宿泊事業者および旅行会社が販売する旅行代金の最大半額を割引し、観光クーポンを付与する宿泊割引キャンペーンです。

割引支援内容:
1人1泊あたり宿泊代金が10,000円以上の場合は5,000円割引、5,000円〜10,000円未満の場合は2,500円を割引

クーポン:
観光クーポン券を1泊につき2,000円分を付与 ※1回の旅行につき5泊までが割引支援の対象です。

対象期間:
022年1月11日〜2022年6月30日(※4/29~5/8除く)。

対象者:
長野県、埼玉県、群馬県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県在住者※5/31現在

割引方法:
県内宿泊施設または 旅行会社にて割引(※ただし、事前に申請があり登録完了している事業者のみ)

【宿泊施設での割引の場合】
・事前精算の場合…チェックイン(アウト)時にキャッシュバックでご返却。
・現地精算の場合…販売価格からの割引にて対応

【旅行会社での割引の場合】 
・代金支払い時に割引

公式サイトはこちら➡https://tabi-susume.com/sws/

あいち旅eマネーキャンペーンとは

概要:
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている観光産業等を支援するための愛知県独自の観光需要喚起策です。

割引内容:
旅行代金の50%相当額 (最大5,000円分/人/1旅行)と土産物店、飲食店、観光施設等での利用金額の100%相当額(最大2,000円分/人/1旅行)をポイント還元。

キャンペーン期間:
2022年5月9日〜6月30日※新型コロナの感染状況によっては、キャンペーンが中止・停止となる場合があります。その場合でも、キャンセル料金の補填等はありません。

対象者:
愛知県および隣接県・北陸信越・中部地域ブロック(愛知県、新潟県、富山県、石川県、長野県、福井県、岐阜県、静岡県・三重県)在住者。

キャンペーン利用方法:
キャンペーンに登録する必要があります。予約した旅行をキャンペーンサイトで登録するとQRコードが発行されるので、旅行先でQRコードを提示してポイント還元を受ける。

公式サイトはこちら➡https://aichi-travel.jp/

割引条件について

割引条件はどちらもほぼ同じで、免許証等の提示、ワクチン3回接種済証明又はPCR検査等の陰性の検査結果の提示が必要になります。

私の場合は、ワクチン3回目を終えていたのでその書類を持参しました。チェックイン時に提示して問題なく宿泊させていただけました。

尚、住所の確認のために免許証が必要とありましたが、接種証明書に住所の記載があったためなのか、免許証の提示は求められませんでした。

利用方法

旅行の予約に関してはどちらの制度も同じで、通常通り対象事業者の旅行会社やお宿で直接予約をするだけです。

私は楽天のヘビーユーザーなので、楽天トラベルで宿の予約をしました。
信州割スペシャル適用かそうでないかは、それぞれのお宿のページに記載があるか無いかで判断しないといけないので、よ~く見て見落としがない様に注意が必要ですが、泊まりたい宿が見かったら普通に予約の手続きをすればOKです。

いつ割り引かれるの?

割引価格で予約できるのかと思っていたのですが、楽天トラベルの場合、支払い方法をカードにした場合はチェックアウト時に割引分が払い戻しになり、現地決済の場合は支払い時に割り引かれた値段でお支払いとのことでした。

今回は現地決済を選択しました。
楽天トラベルの会員クーポンが3000円分あったので、2人で2泊3日の宿泊で信州割と併せて合計23000円の割引になりました!!

観光クーポンについて

信州割スペシャルでは、一人泊あたり2,000円分/1セット(500円券×4枚綴り)が付与されます。
宿のチェックイン時にもらうことが出来ました。

今回2泊3日だったので、合計4000円分ものクーポンをゲットできました!
4000円もあれば、お土産を奮発できますよね^^

但し、おつりは出ないのでご注意ください。

割引き期間について

私が旅行したのは5/24~26で、5/9から5/31まで割引期間が延長された時期でしたが、今はまた6/30まで割引期間が延長されています。


本家のGO to トラベルが再開されたら地域別の割引制度は廃止になると思いますので、それまでは延期の対応になるのでしょうね。

早く全国的にお得な旅行が出来るようになると良いですね。

まとめ

・愛知旅と信州割では、個人的には信州割の方がお手軽でお得感もある

・愛知旅はポイント還元、信州割は現金割引

・宿の予約はどちらもいつも通りで問題なし

・予約の際は割引制度の対象になっている宿か、要確認!!

・クーポン券はおつりが出ません


とてもお安く楽しい旅行ができましたが、まだまだ新型コロナウィルスはそこかしこに潜んでいるので、今後どうなるのか分かりませんが、GO to再開を願いつつ粛々とコロナ禍を過ごしたいと思います。

次の記事では、長野旅行の思い出を書きたいと思います^^

最後までお読みいただきありがとうございました♪